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歯科医院受付業務のDX化とは?

歯科医院受付業務のDX化とは?

歯科医院の受付は、医療サービスにおける重要な入り口であり、患者さんと一番コンタクトを取るポジションです。
数年前までは、受付のホスピタリーが重要視され、マナー研修やセミナーが盛んに実施されていました。しかし、新型コロナウィルス蔓延後の現在は、受付業務におけるやり方や価値観も変化しました。すでに大病院ではコロナ以前から、様々なデジタル化が進んでいましたが、極端に言うと受付スタッフと患者さんは「デジタル情報を共有」し、「非接触」で様々なことを完結します。一番重要な治療のみをドクターに直接託します。
 今後は歯科医院もデジタル情報の共有、非接触型業務、つまり「受付のDX化」が益々必要になってくると思われます。DX化とは環境や価値観の変化に対応し、データとデジタル技術を活用して社会や顧客のニーズをもとに業務そのものを変革することです。歯科医院の受付もその定義に基づいて積極的にDX化を進めていきましょう。受付における主なデジタル化の一部を紹介します。

 DX化を推進するためには様々なデジタル機器が必要になってきます。上記に挙げた機器やシステムを導入するためにはお金と時間が必要です。また専門的な知識も然りで、それぞれの事業者やベンダーに依頼することになります。
優先順位を整理して、必要なものから順番に時間をかけて段階的に構築していく必要があります。そのためにも今後の人材採用においては、受付にデジタルに精通しているリーダーを配置することも考えなければなりません。数年後はDX化が進んだ医療機関と、そうでない医療機関との差が広がると考えられます。
 益々厳しくなるであろう医院経営で生き残るために、DX化が社会の潮流であり社会のニーズであれば、それに従う方が賢明です。しかし、これらはあくまでも経営者である院長の裁量に委ねられます。経営とはまさに「意思決定」です。
近い将来、受付のいない歯科医院がいずれ誕生するかもしれません。

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